雑記でカタルシス

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ウォーレン・バフェット 賢者の教え

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お金がなくても幸せな人はいますが、お金があったほうが様々な経験ができるという点は、一度きりの人生において幸福度を高める可能性があると考えています。

 

また、お金に余裕がある状況は、心に余裕ができ、家族や大切な人に優しくなり、その返報として周囲との関係が良くなり、人生の質を高めるという良さもあります。

 

人生のおいて実現してみたい経済的な自由、そのために検討されるのが「投資」だと思います。

 

投資は、お金を使ってお金を殖やす行為で、誰も簡単にチャレンジできますが、成功する人はほんの一握りと言われています。

 

そんな、ほんの一握りの人の、哲学や考え方を学ぶことで、少しでも自身のセンスが磨かれればいいなと願って、まずは世界的投資家ウォーレンバフェットさんの格言を読みました。

 

いくつかある中で、今の自分に響いたものを記録します。

 

 

無理をしない

投資で成功をするには、無茶をすれば良いというものではなく、焦らずに確実性を高めることが重要なようです。

 

成功できたのは、飛び越えられるであろう30センチのハードルを探したからであり、2メートルをクリアできる能力があったからではない。

桑原晃弥. ウォーレン・バフェット 賢者の教え 

 

何も、必ずしもウルトラCを繰り出し続けることが必要なのではなく、一つ一つの勝負において、自分で処理できる範囲で進めていくことが、市場から追い出されずに投資を続けられるコツなんだろうと思います。

 

また、投資は「いつまでにいくら投資しないといけない」というルールがなく、自分で時間軸を引くことができます。つまり待つことができる。

 

この待つ行為ができず、どうしても投資したくなってしまう衝動にかられますが、それが成功できない理由の一つのようです。

投資には見送り三振がない。好きな球が来るまでいつまででも待つことが できる。

 

対象を絞る

何でもかんでも手を出せば成功するわけではなく、自分の得意なことに集中することが、最終的なリスクヘッジとなるようです。

 

リスクは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こる。 

 

逆に、自分の得意なことでないこと、または成功に繋がらないようなことは、いくら上手にやっても成功に近づくわけでもないといえます。

 

やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない。

 

この言葉は日ごろの自分の仕事の仕方を考えると、胸に刺さります。本当に重要度高いものに挑戦しているか、自分ができることをこなすことに流されてしまっていないかと反省しました。

 

また、自分として何で稼いでいくのか、何については苦なく学ぶことができるのか、そういった自己分析が経済的自由には求められると考えました。

 

理由を明確にする

投資でも仕事でも、なぜ自分がその判断をしたのか、理由を明確にすることが重要だと思いました。それは、投資の成功率を上げるためということもありますが、失敗した時にも、何が悪かったを検証することが、次の勝利に繋がると考えるためです。

 

自分の意思決定を明確にできないようであれば、その振り返りもできず、負け続けることになりそうです。

 

「なぜ自分は……するのか」という小論文を書けないようなら、やめたほうがいい。

 

また、自分の判断理由を明確にする、もう一つの利点は、自分の頭で考えられているかをチェックできることです。

 

つい、アナリストのおススメなどに目が行ってしまうかもしれませんが、他人と自分の利益が相反することは多分にあると思います。

 

そんな時信じられるのは自分で、最終的には自分で考える他ないと思います。また、自分で考えた結果負けたほうが、納得がいくのではないでしょうか、

 

もちろん基礎として成功者や有識者のコメントを学ぶことは大切だと思いますが、あくまで学びであり、そのインプットをもとに、いかに自分の言葉でアウトプットしていくかが、投資に限らず、何の成長においても重要だなと感じます。

 

 散髪の必要があるかどうかを、床屋に尋ねてはいけません。

 

最も大事な投資は自己投資

最初に、経済的自由の実現が人生の充実度を高める可能性があるといいましたが、そのために必要なのは、やはり一番は自分への投資ということもウォーレンバフェットさんは述べています。

 

最も重要なのは、自分に投資するということです。ほとんどの人たちは、自分の持つ能力を最大限には発揮していません。 

 

相棒のチャーリー・マンガーも同じである。大学で数学を学んだあと、陸軍をへてハーバードのロースクールに進学、弁護士としてそれなりの成功を収めた。しかし、満足することなく不動産の仕事などを行うようになる。早朝の1日1時間を、その仕事にあて た。そして「 足が生えている本」と呼ばれるほどの勉強を重ねた。そうやって富豪になり、その過程でバフェットとも出会えたのだ。

 

慌てず、自分の適性を踏まえ、自分で考え、対象を絞り、その実行の為に自分を磨き続ける、要約すると当たり前のことですが、日々奮起するほかないですね。

 

There is no royal road to learning

 

ウォーレン・バフェット 賢者の教え―世界一投資家思考の習慣 (経済界新書)

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